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サービス管理責任者になるために必要な要件|その1(実務経験)

更新日:1月17日


サビ管実務経験について

サービス管理責任者(「サビ管」)になるためには、実務経験が必要となります。

今回説明する実務経験は、「サービス管理責任者等基礎研修」を受けるための経験となり、下記に記載されている業務を1年以上(注)経験する必要があります。

注)保有している資格によって経験年数が変わってきます。



直接支援業務

身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき、入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、又は日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、生活能力の向上のために必要な訓練その他の支援を行う業務


直接支援業務に携わる事業所は

・障害のある人が入所、または通所する事業所

・保健医療機関や保険調剤薬局、訪問看護事業所

・障害のある人を雇用する事業所

となります。


相談支援業務

身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障

がある者の日常生活の自立に関する相談に応じ、助言、指導その他の支援を行う業務その他これに準ずる業務


相談支援業務に携わる事業所は

・地域生活支援事業・指定相談支援事業など

・公的な相談機関(児童相談所や発達障害者支援センターなど)

・障害のある人や高齢者を対象とした事業所

・障害者職業センター、障害者雇用支援センターなど

・特別支援学校の職業教育の業務

となります。


経験年数と1年の数え方

下記に記載する保有資格によって、実務経験の年数が変わります。


経験年数

1年:医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士を含む。)、精神保健福祉士

3年:社会福祉主事任用資格、介護職員初任者研修(旧:訪問介護員2級以上)に相当する研修の修了者、保育士、 児童指導任用資格、精神障害者社会復帰指導員

6年:保有資格なし


1年の数え方

業務に従事した期間が1年以上あることに加えて、実際に業務に従事した日数が1年間に180日以上ある場合に、「1年以上の実務経験」とみなされます。

ポイントとしては業務に従事した日数でカウントするので、勤務時間数は考慮されていないです。



このようにサービス管理責任者等基礎研修を受講するために必要な実務経験をまずは自身で把握している必要があります。


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