
児童発達支援とは、未就学児を対象とした障害福祉サービスです。
対象となる障がいの種類は、発達障がい、身体障がい、知的障がいなどと、
児童一人一人異なるため、その子やご家族に対して、寄り添った支援が必要になります。
<児童発達支援事業所ではどのような支援を行っているのか…>
■ 発達支援
サービス管理責任者の作成する、個別支援計画書に沿った支援を行って行きます。
下記の5領域を事業所のプログラムと紐づけて作成、支援していきます。
1 健康・生活
生活習慣や生活スキルを習得するなどのサポート
2 運動・感覚
生活に必要な運動機能や姿勢などのサポート
3 認知・行動
生活で適切な行動が出来るようになどサポート
4 言語・コミュニケーション
聞く・話す・読む・書くスキルなどのサポート
5 人間関係・社会性
集団に参加するスキルなどのサポート
■移行支援
すべてのこどもが障がい有無に関わらず。地域の教育や保育の支援を受けられるように、
また、同年代の子どもとの仲間づくりを図っていくことを支援します。
■家族支援
子どもの発達を心配する保護者の方が、安心して育児・子育てが出来るように、
様々な不安や悩みに対して、気持ちに寄り添いながら相談や助言を行う支援です。
■地域支援
障がいや特性を持った、こどもが地域で適切なサポートを受けられるように、
医療、福祉、敎育などの関係機関と連携をとっていき、
地域の環境や体制をつくっていく支援をします。
<児童発達支援事業所で働く場合の職種>
・児童発達支援管理責任者
・保育士
・児童指導員
・看護師
・機能訓練担当職員
・嘱託医
の職種があります。
それぞれ、事業所や利用する対象が異なると、事業所の職種も異なります。
看護師や嘱託医は、重症心身障害児に支援の提供を行う場合に配置が必要となってくる職種です。
また、上記の職種で働く方には、
社会福祉士、精神保健福祉士、教員免許、幼稚園教諭、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
などの資格を持っている方も多く、様々なキャリアの方が活躍されている印象です。
発達障がいや身体障がい、知的障がいなどを抱える子どもたちの支援は、簡単ではありません。
しかし、子ども一人一人やそのご家族と、しっかり向き合うことで、
その子どもの、「出来なかったことが出来たり」「好きなものが発見出来たり」
「新しいことに挑戦出来るようになったり」「感情表現や言語表現が豊かになったり」と
子どもの成長を感じられることも、やりがいの1つになります。
子どもたちの「未来が豊かになる支援」や「成長を感じたい」ことに携わっていきたい方は、児童指導員事業所での求人を検討してみてはいかがでしょうか。
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