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障がい福祉|放課後等デイサービス

更新日:2024年12月24日




放課後等デイサービス事業所(通称:放デイ)とは、

発達に特性のあるこどもや障がいのあるこどもの支援をする通所施設です。


児童発達支援事業所の対象年齢とは異なり、原則、小学生から高校生(6歳~18歳)の就学児が対象ですが、例外として必要性が認められた場合は、最大20歳まで利用を継続できます


対象となる障がいの種類は、発達障がい、身体障がい、知的障がいなどと、

利用するお子さま一人一人異なるため、その子やご家族に対して、寄り添った支援が必要になります。


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<放課後等デイサービス事業所では

どのような支援を行っているのか…>

ガイドラインでは、4つの基本支援活動が定められています。


 自立支援と日常生活の充実のための活動

こどもの成長に応じて必要な「基本的な日常生活での動作や自立生活」を支援するための活動。

日常的な生活の動作とじゃ、歯磨き、片付けや整理整頓、着替え、手洗いうがいなどがあります。

また、遊びなどを通して「できた」の成功体験を積み重ね自己肯定感を育むことも目指して行きます。


■ 創作活動

表現する楽しさや喜びを体験しながら、豊かな感性を育んでいく支援を行います。

支援の例として、山や森などの自然の中で遊ぶや、事業所の机の上で工作活動を行ったりなど、学校での学びや活動とは少し違った場を設けて感性の育みをサポートしていきます。


■ 地域交流の機会の提供

こどもたちと社会との繋がりをつくっていくために、交流出来るような関係をつくるなどの支援を行います。例えば、地元のボランティア活動へ参加したり、イベントを開催したりなど様々な活動があります。


■ 余暇の提供

学校やご家庭では普段、経験出来ないような余暇活動の場を作る支援を行います。

例えば、休日に他の子どもたちとピクニックしたり、イベントに行ったりなどを通して、こどもたちが様々な経験を積み重ねていってもらえるようにサポートしていきます。

また、そういった環境の中でも、心を落ち着かせたり、自分の意見がしっかり言えるような状態も目指して行きます。


■ 5領域の支援

1 健康・生活

2 運動・感覚

3 認知・行動

4 言語・コミュニケーション

5 人間関係・社会性

5つの分野にそった支援計画書を作成し、総合的な療育を行って行くことも、大切な支援の1つになっています。


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<放課後等デイサービスで働く場合の職種>


・児童発達支援管理責任者

・保育士

・児童指導員

・看護師

・機能訓練担当職員

・嘱託医


の職種があります。

それぞれ、事業所や利用する対象が異なると、事業所の職種も異なります。

看護師嘱託医は、重症心身障害児に支援の提供を行う場合に配置が必要となってくる職種です。


また、上記の職種で働く方には、

社会福祉士、精神保健福祉士、教員免許、幼稚園教諭、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

などの資格を持っている方も多く、様々なキャリアの方が活躍されている印象です。


発達障がいや身体障がい、知的障がいなどを抱える子どもたちの支援は、

簡単ではありません。


しかし、事業所活動やイベント、支援などを通して、

子ども一人一人やそのご家族と、しっかり向き合っていきます。


こどもたちが「前まで出来なかったことが出来るようになったり」「自分で考えて発言出来るようになったり」「新しいことに楽しそうに挑戦したり」「感情表現や言語表現が豊かになったり」と、こどもの成長を感じられることも、大きなやりがいになります。


子どもたちの「未来が豊かになる支援」や「一緒に成長を感じたい」ことに携わっていきたい方は、放課後等デイサービス事業所でのお仕事を検討してみてはいかがでしょうか。










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